そばかすを消す方法はある?しみの種類を知って最適な対策をしよう!
年齢とともに増えたり、濃くなったりする「そばかす」。
「ケアしても、なかなかそばかすが改善しない」「どうにかして消す方法はないの?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そばかすもしみの一種ですが、ケア方法が合っていないとなかなか改善できない可能性があります。
そこで今回はしみの種類別の特徴と、そばかすに特化したケア方法を紹介。
化粧品の選び方や治療方法についても解説しているので、ぜひそばかすケアを見直す際の参考にしてみてください。
正しいそばかすの知識を身につけて、自信が持てるお肌を目指しましょう!
そばかすはしみの一種!種類別の特徴
「そばかすとしみの違いは何?」と疑問に思う方もいるかもしれませんが、実はそばかすはしみの一種。
しみの種類はおもに以下の4種類に分かれています。
- そばかす
- 老人性色素斑
- 炎症後色素沈着
- 肝斑
しかし「しみ」といってもそれぞれ原因が違うので、自分のお悩みはどれに当てはまるのか、チェックしてみましょう!
そばかす
「しみ」というと加齢や紫外線などが原因と考える方が多いですが、そばかすは遺伝的な要因が大きいと言われています。
おもに白人に多く、鼻から頬にかけて細かい斑点が広がっているのが特徴です。
日本人でもお肌が白い人にできやすいと言われ、幼少期から思春期に向かって濃くなり、それ以降は薄くなる人が多いそう。
しかし紫外線を浴びると思春期以降も濃くなる可能性があるので、日頃から紫外線対策をしっかりしておく必要があります。
老人性色素斑
老人性色素斑は顔のなかでは頬の高い位置やこめかみにできる人が多く、紫外線が原因と言われています。
外に出るときに日焼け対策をしなかったり、海などのレジャーで長時間紫外線を浴びたりなど、日々の積み重ねで現れるしみと言えるでしょう。
老人性色素斑は年齢を重ねるごとにどんどん濃くなるケースが多いので、若いうちから紫外線対策をすることが大切です。
炎症後色素沈着
炎症後色素沈着はいわゆるニキビ跡など、お肌で炎症が起きた後に残るしみのこと。
ニキビだけでなく、虫刺されの後も炎症後色素沈着になる可能性があります。
炎症後色素沈着はお肌で炎症が起きているときに、触ったり掻きむしったりすることが原因なのだそう。
しかし炎症後色素沈着はほかのしみよりも、ケア次第で薄くなるケースが多いと言われています。
美白クリームなどを使って地道にケアを続けると、より早く改善できるでしょう。
肝斑
肝斑は頬骨のあたりにできる薄い茶色のしみです。
肝斑の特徴はほとんどの場合が濃いしみではなく、ぼやっとした印象であること。
しかし肝斑があるとお顔全体がくすんでいるように見えるので、お悩みの方もいるでしょう。
肝斑に悩んでいる方は30代〜40代の女性に多く、女性ホルモンの乱れが原因と言われています。
対策方法としては、トラネキサム酸配合の美白クリームなどが役立つでしょう。
そばかすを消すことが目標!おすすめの方法とは?
そばかす対策には、以下の4つの方法がおすすめです。
- 紫外線対策をしっかり行う
- 美白*に特化したスキンケアを行う
- 食事やサプリで内側からケアする
- コンシーラーでカバーする
スキンケアだけでなく、生活習慣や食生活もあわせて見直すと、そばかすケアに役立つでしょう。
ではそれぞれの方法について、詳しく解説していきます。
*メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ
そばかすには年中紫外線対策を!
そばかすを含む「しみ」は紫外線によって悪化すると言われているため、紫外線対策が重要です。
しかし「紫外線は夏の暑い日だけ注意すればいい」という考えはNG。
というのも、紫外線には晴れた日に降り注いでいる「UV-B」だけでなく、年中降り注いでいる「UV-A」も存在するからです。
この「UV-A」は室内にいても、窓ガラスをすり抜けて降り注ぐと言われています。
実は「UV-A」は日焼けだけでなく、しみやたるみの原因にもなる可能性が…!
つまり紫外線対策は夏場や外に出るときだけでなく、年中行うことが大切なのです。
美白*に特化したスキンケアを取り入れる
美白*に特化したスキンケアを取り入れると、そばかすの改善が目指せます。
ただし、化粧品を選ぶときはメラニンの生成を抑える効果が期待できる成分が配合されたものを選びましょう。
有効成分が配合された化粧品は、パッケージに「医薬部外品」と記載されています。
そばかすケアのための化粧品を選ぶ際は、ぜひ参考にしてみてください。
*メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐ
食事やサプリで内側からケアする
そばかすを消すことを目指すなら、外側からのケアだけでなく内側からのケアも気をつける必要があります。
とくに積極的に摂取したいのがビタミン類。
ビタミンA、C、Eはメラニンの排出をサポートしてくれるので、意識して摂取してみてください。
この3つのビタミンはおもに以下の食材に多く含まれると言われています。
ビタミンA | にんじん うなぎ モロヘイヤ ほうれん草 |
ビタミンC | ブロッコリー キウイ いちご レモン |
ビタミンE | アーモンド 植物油 アボカド |
毎日栄養バランスを気をつけるのが難しい場合は、補助的な役割としてサプリを取り入れるのもおすすめですよ。
そばかす隠しは肌なじみのいいカラーを選ぶ
そばかすを隠す際は肌なじみのいいファンデーションやコンシーラーを選びましょう。
お肌より明るいカラーを選ぶと、そばかすが浮いて見える可能性があるので注意してください。
コンシーラーは広い範囲に使うときはリキッドタイプを、ピンポイントに隠したいときはスティックタイプを選ぶのがおすすめです。
成分に注目!そばかすケアにピッタリの化粧品の選び方
そばかすを消すことを目指すなら、化粧品の選び方にも気をつける必要があります。
とくに注目してほしいのが化粧品の成分。
ここからは、化粧品を選ぶ際に注目したいそばかすケア成分を3つ紹介します。
トラネキサム酸
トラネキサム酸は、そばかすを含むしみを改善するために最適な成分と言われています。
お肌のなかでメラニンが生成されるのを防ぐ効果が期待できるので、ぜひスキンケアに取り入れてみましょう。
販売されている化粧品では、美容液に配合されていることが多いです。
ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体は抗酸化作用が期待できる成分。
またビタミンC誘導体はメラニン排出に役立つため、お肌のターンオーバー改善が目指せます。
さらにビタミンCはコラーゲンを作るサポートをしてくれるので、パッと明るい印象のお肌を作るために欠かせない成分と言えるでしょう。
ハイドロキノン
ハイドロキノンはメラニンの生成を防ぐ効果が期待できると言われています。
クリームなどに配合されている化粧品が多く、気になる部分をピンポイントにケアできるでしょう。
ビタミンC誘導体とあわせて使うのもおすすめです。
顔のそばかす治療にレーザーは向いている?
結論から言うと、そばかすにレーザー治療は有効と言われています。
レーザー治療はセルフケアよりも効果が現れやすく、短期間でそばかす改善が目指せるでしょう。
しかし、レーザー治療はやや費用がかかるというデメリットがあります。
レーザー治療以外にもフォトフェイシャルなど、そばかすに有効と言われている治療はあるので、医師に相談して決めましょう。
しみ・そばかすケアは日頃の積み重ねが大事!
スキンケアだけに頼るしみ・そばかすケアはおすすめできません。
日常生活や生活習慣に気をつけることで、理想的なお肌を目指すことができるでしょう。
とくに、そばかすをケアするうえで大切なのは、紫外線対策です。
また外側だけでなく、食事やサプリで内側からもアプローチしてみてください。
そばかすに最適なケアを心がけ、自信を持てる肌を作っていきましょう!