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水虫の原因は何?実は危ない美容に与える影響とは


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水虫の原因は何?実は危ない美容に与える影響とは-1

「足のかゆみや皮むけ、もしかして水虫?」と不安な気持ちを抱えている方もいるでしょう。
水虫=足というイメージがあるかもしれませんが、実は水虫には種類があるのです。

今回は水虫の種類や原因を徹底解説!
水虫が美容に与える影響まで詳しく紹介しているので、「水虫かもしれない」「水虫が移ったら困る…」という方はぜひ参考にしてみてください!

水虫の原因は白癬(はくせん)菌!なぜ水虫になるのか

水虫の原因は何?実は危ない美容に与える影響とは-2

水虫の原因はカビの一種である「白癬(はくせん)菌」です。
この白癬菌が皮膚の角質層に寄生すると、かゆみを感じたり、皮膚がボロボロになったりするといわれています。

水虫の原因である白癬(はくせん)菌は髪や爪、角質などに含まれるたんぱく質をエサにするため、足だけでなくさまざまな場所で繁殖します。
人からの感染がほとんどであるといわれているので、人と関わる機会があるなら誰しも発症する可能性があるのです。

では白癬菌はどんなところに潜んでいるのか、どんな環境を好むのかを見ていきましょう!

水虫の原因はどこにでも潜んでいる!

水虫の原因である白癬(はくせん)菌はさまざまな場所で繁殖しますが、ほとんどが足であるといわれています。
というのも、裸足で床を歩く機会が多い家庭内では、家族の誰かが水虫に感染していると、ほかの家族にも移る可能性が高くなるからです。

水虫が移りやすいのは家庭内だけではありません。
ジムやプール、温泉など、裸足で歩く機会が多い場所はたくさんあるのです。

足に菌が付着したからといって必ずしも水虫になるとは限りませんが、白癬(はくせん)菌が付着した状態が24時間以上続くと水虫になりやすいといわれています。
裸足で歩く場所以外でも、接触する機会が多いスポーツや動物とのふれあいでも感染する可能性があるので、水虫の原因は身近なところにたくさん潜んでいるのです。

水虫は足の環境が大きな要因!

水虫の原因である白癬(はくせん)菌は角質などに含まれるたんぱく質をエサにして繁殖するので、清潔感のない環境を好みます。
そのため、きちんと足を洗っていないと白癬(はくせん)菌が付着したときに水虫になる可能性が高くなるといえるでしょう。

また、次のような環境も白癬(はくせん)菌が好むといわれているので、思い当たることがある場合、気をつけてみてください!

  • 高温・多湿な環境
  • 足(靴や靴下のなか)が蒸れやすい
  • 小さな傷がある
  • 皮膚のバリア機能が低下している
  • 長靴やブーツ、分厚い靴下などを長時間履く機会がある

足や爪が気になる…かゆい!不安になったら水虫かどうかチェック

水虫の原因は何?実は危ない美容に与える影響とは-3

足や爪に違和感を感じたら、水虫かどうかチェックしてみましょう。
症状だけでなく、生活習慣もあわせて確認してみてください。

  • 足の指の間や足の裏がかゆい
  • 足の指の間の皮がむけたり、白くふやけたりしている
  • 足の裏や側面にブツブツと小さな水ぶくれができている
  • 足の裏がザラザラになり、粉を吹いている
  • 足の爪の先端が黄白色に変色している
  • 足の爪が厚くなってボロボロと崩れている
  • 過去に水虫にかかったことがある
  • 家族に水虫持ちの人がいる
  • 家族でスリッパやサンダルを共有している
  • 銭湯や温泉によく行く
  • 足をあまり洗わない

参考:大正製薬/水虫感染度チェック

まず「水虫かもしれない…」と思ったら、足の状態を確認してみましょう。
水虫のような症状がある場合、悪化しないうちに病院を受診するのがおすすめです。

また、水虫にならないようにするためには、普段から足を清潔な状態に保つのはもちろん、家庭内でも自分専用のスリッパや靴下を履くように心がけてみてください。

水虫といんきんたむしの違いは?水虫の種類

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実は、いんきんたむしも水虫の一種。
水虫の原因である白癬菌は体のさまざまな場所に繁殖するため、部位によって名前が違うのです。

では、白癬菌は足を含めてどんなところに繁殖するのか、詳しくみていきましょう。

足白癬(あしはくせん)

足の水虫である足白癬は、かかとや指の間だけでなく、足の裏全体に見られる水虫です。
皮膚がむけて乾燥するタイプと、ジュクジュクして痛みをともなうタイプがあります。

水虫以外にも足の皮がむけることはあるので、気づきにくいかもしれませんが、かゆみなど、ほかの症状とあわせて判断してみてください。

爪白癬(つめはくせん)

爪白癬はいわゆる爪水虫のことです。
爪の先や爪全体が白く変色したり、爪にできた傷から白癬(はくせん)菌が入り込み、菌が広がってしまったりするケースがあります。

爪全体に水虫が広がると、爪がもろくなってボロボロになることも。
爪水虫のほとんどの原因は足の水虫といわれています。

足の水虫を放っておくと爪にも感染する可能性があると覚えておきましょう。

手白癬(てはくせん)

手白癬は皮膚が厚くなったり、小さな水ぶくれができるのが特徴といわれています。
足の水虫を手で触ってしまったことが原因で発症するケースが多く、両手ではなく片手のみ症状が出ることも。

手白癬は手荒れや手湿疹などと間違いやすいので注意が必要!
手白癬はかゆみが出にくいといわれていますが、「水虫かも…」と不安になったら、病院を受診して顕微鏡で検査してもらうのがおすすめです。

股部白癬(いんきんたむし)

いんきんたむしは、太ももから陰部にかけて小さな水ぶくれができます。
足の水虫から感染する可能性が高く、おしりまで水ぶくれが広がることもあります。

いんきんたむしは一般的に男性に多く見られるのが特徴。
陰部は蒸れやすく白癬(はくせん)菌が繁殖するには絶好の環境です。

いんきんたむしはかゆみが強いといわれているので、足の水虫に気づいたら広がらないように注意しましょう。

頭部白癬(しらくも)

しらくもは頭部の水虫です。
湿疹やフケのような症状が見られるケースが多いため、なかなか気づきにくいのがしらくもの特徴。

柔道やレスリングなど、接触の機会が多いスポーツで感染することもあるようです。
しらくもを発症すると脱毛を引き起こすケースも。

頭皮に違和感を感じたら、見過ごさないようにしましょう。

体部白癬(ぜにたむし)

ぜにたむしは体にできる水虫のことで、次のようなさまざまな部位に発症するといわれています。

  • 胴体
  • 手足の甲

ぜにたむしの特徴は小さな水ぶくれや発疹が、輪のような形となって現れるのが特徴。
かゆみをともなうほか、改善しても色素沈着する可能性があるので、注意が必要な水虫です。

放っておくと危ない?水虫が美容に与える影響と対策

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水虫は放っておくと家族などに感染する可能性があるだけでなく、自分の体のさまざまな部位に広がるケースも。
そのため、普段から水虫にならないような生活を心がけるのがおすすめです。

今回は体の内側・外側から水虫を防ぐための方法を紹介します!

食生活が乱れると水虫と美容の両方にとってマイナスに!

皮膚は食べたものから作られているため、不規則な食生活やバランスの悪い食事を続けると、水虫になりやすい環境を作ってしまいます。
とくに美しく健康的なお肌を作るのに欠かせないのが、たんぱく質。

たんぱく質は皮膚だけでなく、爪や髪を作るために必要な栄養素なので、普段から積極的に摂取してみてください。
また、ストレスや疲れが溜まると抵抗力が下がるといわれているので、野菜や果物などミネラルが含まれた食材を取り入れるのがおすすめ。

栄養が偏らないよう、バランスの取れた食事を心がけていきましょう。

お顔や体・頭の水虫におすすめの対策法

ほとんどの場合、水虫は足から体、お顔に感染するケースが多いため、足の水虫を防ぐのがもっとも重要といえます。
あわせてボディやお顔、頭もケアしておくと、水虫に感染するのを防ぐために役立つでしょう。

ボディやお顔、頭の水虫におすすめの対策法は次のとおりです。

  • 抗真菌ボディソープやシャンプーを使う
  • 清潔ではない手で体やお顔、頭を触らない
  • 顔をタオルではなくキッチンペーパーやお顔用のペーパーで拭く

水虫はカビが原因なので、抗真菌薬で治療するのが一般的です。
抗真菌のボディソープやシャンプーは市販されているので、ぜひ取り入れてみてください。

水虫は誰もが感染する可能性がある!日頃から対策を

白癬菌はさまざまな場所に存在するので、赤ちゃんから大人まで誰もが水虫に感染する可能性があります。
そのため、足や体、お顔を清潔に保つ、食事のバランスに気をつけるなど、日頃から感染しない環境を作っておくことが大切です。

お顔や体、頭などが水虫になってしまうと、見た目に現れるので落ち込んでしまいますよね。
もし足に違和感を感じたら、できるだけ早く病院を受診し、水虫が広がらないように気をつけていきましょう!

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