咀嚼筋マッサージでイキイキした表情に!マッサージ方法を徹底解説
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咀嚼筋は4つの筋肉で構成される
咀嚼筋とは、食べ物をかみ砕くときに使う筋肉の総称のことです。
一般的に咬筋・側頭筋・外側翼突筋・内側翼突筋の4つの筋肉から構成されており、それぞれ異なる役割があります。
ここでは、それぞれの筋肉の場所や役割について解説しましょう。
咬筋(こうきん)
咬筋は、下あごの外側にある筋肉のことで、歯を食いしばった時に膨らむ部分です。
咀嚼筋の中でももっとも浅い層に位置しているため、動きがよく分かるでしょう。
咬筋の働きは、下あごを引き上げ、歯をしっかりとかみ合わせて、硬い物を噛み砕くことです。
側頭筋(そくとうきん)
側頭筋は、こめかみの周囲に付着している大きな筋肉のことです。
こめかみから側頭部に手を当てて歯を食いしばると、筋肉が動いているのが分かります。
側頭筋の主な働きは、内側翼突筋と咬筋を連携し下あごを引き上げたり、後方に引いたりすることです。
外側翼突筋(がいそくよくとつきん)
外側翼突筋は、上部の小さい部分(上頭)と下部の大きい部分(下頭)の2つに分かれており、あごの奥深くに位置しています。
主に、口を開ける際の下あごの動き全般を助ける働きがあり、顎関節のコントロールに重要な部分です。
内側翼突筋(ないそくよくとつきん)
内側翼突筋は、あごの中の深い部分にあるため、顔の表面から触って確かめることは難しいでしょう。
口の中から下あごの内側に触ると、内側翼突筋の膨らみを確認できます。
内側翼突筋の働きは、下あごを持ち上げ口を閉じたり、下あごを左右に動かし食べ物をすり潰したりすることです。
側頭筋・咬筋ほぐしマッサージ
側頭筋と咬筋をほぐす方法について解説します。
まずは側頭筋の場所を確認しましょう。
耳の上からこめかみの周辺に手を当て、歯をかみしめた時に盛り上がる場所が側頭筋です。
盛り上がった場所を中心に約30秒間、指の腹で円を描くように優しく揉みほぐしましょう。
次に咬筋のマッサージです。
両頬の下に両手を当てて歯を噛みしめた際、筋肉が盛り上がった場所に咬筋があります。
指の腹で盛り上がった部分を指の腹で円を描くように、30秒程度グルグルと軽くマッサージしましょう。
側頭筋のコリは、頭痛や眼精疲労などを引き起こす可能性があるため、ぜひ定期的にマッサージしてみてください。
翼突筋のストレッチ方法
外側翼突筋をストレッチする方法についてご紹介します。
外側翼突筋は、直接触れませんが、周囲の筋肉を触ることでストレッチが可能です。
今回ご紹介する方法は、口の中からおこなうため、手はしっかり洗い清潔な状態にしましょう。
もしくはグローブや歯科用指ブラシの使用もおすすめ。また爪が伸びていると口内を傷つける恐れがあるため、爪を短く切ってからおこないます。
マッサージの手順は以下の通りです。
- 右手の人差し指が入る程度に口を軽く開ける
- 左上のもっとも奥にある奥歯を人差し指で触り、頬と粘膜の間に指を入れる。指の腹が頬側、爪の方が奥歯側の状態
- 指が、奥歯と頬の粘膜の間に入ったら、指で優しく頬の粘膜押しながら、口の外に指を抜く。指の側面部分を押し付けると、上部のマッサージも可能
口内を触ったときに痛みがあったり、口の開閉で痛みを感じたりする際は、マッサージは避けましょう。
デリケートな部分なため、丁寧に優しくおこなうことが重要です。
表情筋もストレッチしよう
咀嚼筋のストレッチと一緒におこなって欲しいのが、表情筋のストレッチです。
ここでは、表情筋の働きやストレッチ方法について解説します。
表情筋の働き
表情筋は、目や鼻、口などを動かす複数の筋肉から構成されており、それらの筋肉の動きが複雑な表情を作っています。
たとえば、笑った時に口角が上がるのも表情筋の働きによるものです。
そのため、表情筋が衰えると口角が上がりにくくなり、表情がとぼしく見えることもあります。
不機嫌ではないのに、怒っているような印象を与える可能性もあるでしょう。
また表情筋には、骨と皮膚をつないで支える役割もあり、表情筋が衰えて皮膚を支えきれなくなると、たるみの原因になることも。
表情筋の衰えは、加齢と無表情が主な原因と考えられています。
表情がうまく作れないと感じることが多くなった方は、イキイキした表情を作るためにも、表情筋を鍛えましょう。
表情筋のストレッチ方法
毎日できるお手軽な表情筋ストレッチについて、2つの方法をご紹介します。
まずは「あ・い・う・え・お」と声に出して、ストレッチする方法です。以下のように発声してみましょう。
- 口を大きく開けて「あ」
- 口を横一文字にしっかり引き伸ばし「い」
- 口をすぼめて、唇をしっかり突き出して「う」
- 口角を上げながら笑顔で「え」
- 口を大きく縦に開けて、鼻の下を伸ばして「お」
それぞれ発声する際に、約5秒間表情をキープするのがポイントです。
手軽に数分でできるため、毎日続けやすいでしょう。
次にご紹介するのは、口を開けたり閉じたりするだけのストレッチです。
以下の方法を5セットおこなってみてください。
- 8秒かけて眉間の周辺に顔全体のパーツを引き寄せるようにして、そのまま8秒間キープ
- 8秒かけて顔を元に戻し、口を開けて8秒間キープ
眉間に顔全体を引き寄せる際は、口を閉じて唇とがらせて突き出しましょう。
ストレッチは、恥ずかしがらず全力でやることがポイントです。
▼表情筋におすすめのトレーニング方法はこちら
咀嚼筋や表情筋ストレッチで注意すべきこと
ここでは、咀嚼筋や表情筋のストレッチの際に注意すべきポイントについてご紹介します。
強い力でおこなわない
コリをほぐそうと、強い力でグリグリと揉みほぐすのは止めましょう。
あまりに強い力をくわえると、筋肉を痛めてしまう可能性もあります。
また咬筋マッサージでエラを揉みほぐす際、強く押してしまうと揉み返しで顔が大きくなることも。
心地よい弱い力で揉みほぐすことがポイントです。
痛みがあれば止める
弱い力で優しくマッサージをしているつもりなのに、痛みを感じる場合は無理に続けないようにしましょう。
また口の開閉で痛みを感じる場合にも、無理はしないことが重要です。
特に顎関節症で口の開け閉めに痛みがある方は、無理におこなうと悪化する可能性もあります。
強い痛みがある方は、歯科医院へ相談してみましょう。
咀嚼筋マッサージにおすすめのグッズ
筋肉のコリをほぐすためには、ピンポイントで刺激を与えるとより良いでしょう。
そのため、部分的に筋肉を刺激できる専用グッズの利用がおすすめです。
とはいえ、すでに美顔ローラーや手によるマッサージで満足という方もいるかもしれません。
たしかに、顔全体を刺激するのにこれらのアイテムや方法は適しているでしょう。
しかし、広範囲に刺激を与えるアイテムは、ピンポイントでの刺激が重要なコリ対策には、あまり向いていないといえます。
そこで、気になる部分をしっかり刺激できる美容アイテム『COREFIT Face-Pointer』の活用がおすすめです。
『COREFIT Face-Pointer』は、筋肉をピンポイントで刺激することが目的のため、ペンのような細い形状が特徴。
使い方は非常に簡単で、顔のコリが気になる部分に先端部分を垂直方向に押し当てるだけです。
先端部分は、三本で一つになっている「トリプルロッド」と一本だけの「シングル」があり、このアイテム一つで部位ごとに使い分けられます。
たとえば、目の周りや口元など痛みに敏感な部分には、トリプルロッドでリズミカルに圧をかけると良いでしょう。
一方で、こめかみや鼻の横など手で刺激しにくい部位には「シングル」がおすすめ。
トリプルロッドよりもピンポイントで、筋肉のコリをほぐせるでしょう。
『COREFIT Face-Pointer』のスタイリッシュでオシャレなデザインは、一見すると美顔器には見えないほど。
使用している姿も美しくありたい女性のことを考えて作られています。
小型のポーチやバッグにもすんなり入るサイズのため、旅行や外出先にも手軽に持ち運べて便利です。
▼FACE-POINTERの詳細はこちら
咀嚼筋マッサージで筋肉のコリをほぐそう
顔の筋肉のコリは、頭痛の原因や表情が硬く見える原因のひとつでもあります。
そのため、表情がいまいち冴えないと感じている方は、ぜひ顔のマッサージをしてみてください。
筋肉のコリがほぐれることで、よりイキイキとした印象を与えられるでしょう。